自宅で外貨建てmmf

株式上場で大金持ちになれたはずだ。

……なあ、いまはリストラで濡れ落ち葉か。 息子にもバカにされ。
なぜ、いわゆる一流の人材が人生の選択に失敗し、二流、三流の人材がラッキーボーイとなれるのか。 人生のおもしろいところだ。
ミスマッチの原因は、自分がなにをやりたいのか、どうやりたいのかということより、自分はここに入るのがふさわしいか、世間でどう思われているか、という物差しで評価してしまったからである。 「あいつ、○○社に入社が決まったのだってさ」「へえ、すごいなあ。
やっぱり、成績がよかった」「その点、オレなんか、遊んでばかりだからダメさ。 みんなが行かない穴馬企業を探すよ」ところが、10年経ってみると、その。
穴馬が万馬券以上に大当たりだったりする。 よく考えてみれば、人間にしても企業にしても、チヤホヤされているときがじつはピークなのである。
ピークを過ぎれば、あとは真っ逆様に落ちるか、少しずつ落ちるかの違いはあるだろうが、いずれにしても落ちていくことに変わりはない。 かつての石炭産業、石油産業、繊維産業、建設業界など、その典型的ケースである。

おかげで、いまや、学生の人気企業ベスト10はもちろん、ベスト100にも入らない。 へたをすると、ベスト1000、いや、ベスト万にも入っていないかもしれない。
一応、歴史もあり、昔、活躍した会社だから株式も上場している。 『会社S季報』で見ると、たいてい、この手の企業は社員の平均年齢が高い。
だいたい、40代後半といったところだろう。 だんだんダメになっていったから、社員の人口構成が逆ピラミッド形なのだ。
30年後の日本を先取りしているようなものである。 内実がどのようなものかは、想像するに難くない。
こういう会社は、職場にいっても若手がいない。 「ここ10年以上、新人が入っていません」という職場がザラである。
そのために、30代になっても、後輩も部下もいない人ばかり。 当然、彼らは上司にはなれない。
メーカーであれば、「私の部下はロボットです」というケースも少なくない。 「おい、H子。
ちゃんとあいさつしろ」「こら、T郎。 最近、緊張感がなくなっているじゃないか」そういう先を見ると、ロボット。
笑いごとではない。 入社時に会社を見誤ると、こうなるのである。
「なら、ボクは業界ビリの会社に入ってがんばります」その心意気やよしである。

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